『福野礼一郎責任編集 最新クルマ事情』

2005年11月28日発行 双葉社 780円.
A4サイズのムックです。


先日の続報。


今回のモーターショーを取材して発行したもの。奥付をみると、編集のMPIにはじまり、製作はいつもの福野組。一見すると、各社から出ているモーターショーの解説本のようだが、各車に寄せた文章がまるで違う。


広告主はTVKの『新車情報』でもおなじみの曙ブレーキなど、自動車メーカーの広告を一切載せないことにより、忌憚のないコメント、しがらみのない(であろう)文章が並んでいる。


かつて連載を持っていた「くるまにあ」誌の恒例規格の東京モーターショー練り歩きから、座談会やコンパニオンの写真などをすべて取り去っている。


それにしても、二玄社から出たBBのエンジン写真集など、くるまにあを下りてからの充電期間が明けたらしく、「スポンサーさま」や「根性無しな編集部の『自主規制』」といった縛りのない福野本が続々登場しているのはうれしい限り。