人工衛星からの夜景に見るとある国



世界新三大夜景」に長崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327726



火山の噴火などの例外を除けば,夜景は経済力の反映に他ならない.人工衛星からみた夜景を見ると,アフリカやアマゾン,ロシアには茫漠とした闇の中にぽつぽつと光の鎖が伸びている.



ところが,日本のすぐそばに人工衛星からみると,漆黒の闇が広がる国がある.そう,北朝鮮だ.かの国は,決して人口密度がアフリカの砂漠のように低い訳ではないが,夜にともす明かりにさえ事欠くような生活を送っている.もちろん,夜は寝る時間であり,理には適ってはいるが,問題はそれが国民の自由意思による選択ではなく,


これを教えてくれたのは,(最近はすっかりおっぱい評論家として有名な)hirax.netのひらばやしさんのサイトだ.


街の灯 (City Light)人口密度と夜の光
hirax.net::街の灯 (City Light)::(2002.10.20)


ちなみに,北朝鮮は火力と水力による発電が主な電気資源であるが,北朝鮮を代表する水豊ダムは,先の大戦中に日本が造った発電能力60万kWというとてつもない水力発電所を備えておりで,今なお水豊ダムは創建当時の堅牢な姿を保っている.
水豊ダム - Wikipedia


2012年に完成したばかりの,金体制三世代かけてつくった悲願の巨大発電所が30万kWである事からも,戦前の日本は今の日本よりスケールが大きかったのだろう.
http://www.anaroguma.org/komake/den/world/dprk/sui.htm


ちなみに,2010年の記事では,発電機が北朝鮮の輸入品として人気であるとのニュースも報じられている.


丹東から北朝鮮への輸出、「発電機」が人気=電力不足の常態化を反映か―韓国メディア
配信日時:2010年1月14日 7時2分
丹東から北朝鮮への輸出、「発電機」が人気=電力不足の常態...|レコードチャイナ