R40米やU20米に分けて出荷したらどうだろう?もしくは酒造米生産地に



放射性物質:福島産米、全て出荷可能 本検査で規制値以下
2011年10月12日 13時8分 更新:10月12日 13時33分
http://mainichi.jp/select/today/news/20111012k0000e040065000c.html


テロメアの長さも磨り減った中年の当方からすると,国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)の米を食べる事に躊躇は無い.されども,未成年や児童,幼児などが同じ基準で主食としての米の基準値を共有する必要があるんだろうか?ようは,「検査を通過させる事を主眼として」,主食としては信じられないくらいに基準値の方をかさ上げしてしまったのだから,そんなチェックにひっかかる米は極めて限られた量に止まるであろうことは想像に難くない.


一歳未満の乳児がハチミツを摂取するのを避けるかのように,低年齢層に対してはより厳しい基準値を適応した米を食べるようにすればいい.基準を厳しくすれば小売米価に反映されるのかもしれないが,そこはそれ五年なら五年(半減期の30年はさすがにどうかと思う…)と年限を切った上で国の補助金でも突っ込んで差額を埋めれば所得による安全性の担保への格差は解消できそうだ.


そうした検査をパスしない米は,もういいだろって我々世代よりも上がおいしくいただけばいい.長年,細胞分裂を繰り返せば放っておいてもだんだん調子もおかしく,そこに因子がひとつ増えるだけなのだから若い世代が食べるよりは適している.主な死因が癌であるってことは,設計寿命を超えて我々が生きているって事でもある.言ってしまえば,文明によって延命されている訳だから,その乗っかっている土台が揺らいだのなら余禄の分を「保障」は返上すればいい.だいたい,生命活動に不可欠な水でも,飲みすぎれば低ナトリウム血症を起こして死に至る.(とても大きな)程度の差こそあれ,すべての食物は毒でもあるのだから.毒性と,栄養との得失点差を考えて食べればいい.リスクの高い若年層が食べるよりも,「余命短いであろう」我々が食べる方が合理的だろう.


いっそ,福島あたりの作付けは山田錦などの酒造米に限定して,すべてR20指定にして酒をつくろう.どうせ体に悪いもんなんだが健康を気にする人はこれを機に酒を止めるのもいい.僕は飲むが.


山田錦 - Wikipedia